みなさんこんにちは。
夏バテ対策良いもの教えてください、このままではとてもきたる8月には勝てません。
私が聞いた話では夏バテには豚がいいそうですよ。みんなで食べましょう豚。
そんな夏に思い出す物語、みなさんにはありますか?
私はやはり時をかける少女です。筒井康隆先生の原作と細田守監督の映画作品どちらも大好きです。
先週まで劇場でリバイバル上映されていましたが、みなさんご覧になりましたか?
映画館で聞く奥華子、心にしみわたります。元祖トリハダ挿入歌タイミング…!
一人で劇場に行ったのですが余韻が収まらず、家に帰っても『変わらないもの』と『ガーネット』無限ループしました。
ところでソロ活の私の隣で高校生の男女が…。
盗み聞きするつもりはありませんでしたが、甘酸っぱい会話に上映前からときめきが止まりませんでした。
なーにが「補習の後…一緒に帰らん?」じゃ!!!!
お前らが千昭と真琴でいいよもう!!!学生生活楽しみやがれ!!!!
上映後はそんなカップルのことも忘れ、いつもと同じところで号泣してしまいました。
時をかける少女をはじめ、スタジオ地図作品で描かれる空が本当に素敵だなと思います。
ぱきっとした空の色味が「夏!」という感じがしますよね。
映画は超有名ですが、原作を読んだことがないという方も多いみたいです。
それとってもうらやましいです!これからまだ初読の感動を味わうことが出来るのですから!
原作の主人公は若かりし頃の、魔女おばさんこと芳山和子。
ラベンダーの香りが重要な意味を持つタイムトラベルものです。
原作を丁寧に映像化する作品も良いですが、時かけのようにその後を描く映画化も素敵です。
どちらも単体で面白い作品なのに、両方みることでより深みが増す作品です。
タイムリープの謎や、和子の映画でのセリフの意味。
様々な要素が明らかになっていきます。
またどちらの作品でも、学生時代の思い出がくすぐられるような描写が魅力です。
原作の時をかける少女は少し古めの作品ですが、いつの時代も学生のきらめきは変わりません。
戻りたいですよね~。
しかし時間は不可逆。Time waits for no one.
物語はいつでも私たちをいつでもどこでも好きなところへ連れて行ってくれます。
みなさんの心の中にあるあの夏にタイムリープして、思い出にもう一度色を付けてみてくださいね。